(ズイキ)

9月4日撮影
京都市北区西賀茂霊源寺にて
 瑞饋の花は余り見ることが出来ないと専門家から聞いていました。見たい気持ちが日毎に強くなり、里芋畑をさがして数日、瑞饋の花がどんな色や形をしているかも知らずに捜すのですから、宝さがしの気分です。見つけました。瑞饋の大きな葉の下に隠れるように、 黄色い花が茎に寄り添い咲いていました。竹を斜めにスパッと切ったような鋭い尖端が20cm程の長さもあり、その姿は気品の高い貴婦人のようです。瑞饋の大きな葉の下はいつも日陰です。その中に黄金色の花が、一輪静かに咲いています。
 瑞饋には赤ズイキと青ズイキがあります。赤ズイキは、主として茎を食用とし、黄金色の花を咲かせる青ズイキは、土中に成長する芋を食用とします。瑞饋(里芋・八ッ頭)頭は、食用として2000年の栽培歴史があります。日本では徳川中期に栽培が始まりました。