(サヤエンドウ)

4月24日撮影
京都市左京区北白川にて
 莢豌豆の花は赤みのある独特の美しさを見せてくれます。花の形はスイトピーと同じ蝶形で風に揺れる姿は蝶がはばたくようです。豆類の中では艶やかな花です。花が落ちるとそこから緑色の小さな莢が顔を出してきます。莢豌豆は成長しますと、莢の表面に豆の輪郭がプクプクと浮きでてきます。莢豌豆の花は朝から夕方まで美しさを競いあっています。それは収穫を祝う前夜祭の花まつり会場のようです。
 莢豌豆は13世紀、フランスで栽培されました。日本では『倭名類聚抄』(931年〜938年)に「のらまめ」という名称で記録されています。東洋系の品種は中央アジアから伝わってきた物です。因に豌豆の原産地としては、中央アジアから中近東という説と、中国と地中海沿岸という説とがあります。