(トウガラシ)

5月27日撮影
京都市左京区静原にて
 唐辛子は、長い、短い、太い、細い、赤色、緑色、黄色、橙色、どれをとっても名前が違うのです。本当は「何々唐辛子」と、正式名で紹介したくなります。赤唐辛子には、どれも清潔な白い花が咲きます。唐辛子の畑に入っていると、気持ちの良い青い匂いに包まれます。ある日、農産物の品評会を見る機会にめぐり会いました。そこに並んだ農家ご自慢の野菜は優等生ばかり。ジャンボピーマンは真っ赤、真黄色、純緑色と色が美しく、食用ということを忘れさせます。
 原産は熱帯アメリカですが、現在はインド、メキシコ、ハンガリー、ケニア、韓国、日本が特産地です。日本には16世紀に入って来ましたが、当時から好まれたらしく、栽培が盛んに行われました。当初は辛味種が大部分を占めていましたが、近年は甘味種が主流になっています。