(アサツキ)

5月20日撮影
京都市北区上賀茂にて

 浅つ葱は葱と同じユリ科。花の色やかたちも葱と同じだと決めてしまったことが大きな間違いの始まりでした。どこの畑にも、浅つ葱の姿を見ることが出来ず、どこで栽培され、いつ花が咲くのかも見当もつかない、まるでゴールのないマラソンのようでした。そのうちに豆類の花が咲き始め、馬鈴薯も満開、蝶のように花から花へと畑歩きが続きました。帰宅途中の畑にハーブ類の花が咲き始め、残り少ないフィルムをハーブ類の花で撮り終えました。撮り残したピンク色の花がどうしても気になり、翌日畑の持ち主の出番を待って尋ねますと、それが浅つ葱だったのです。毎日一度は通っている道のすぐそば、最初に大きな思い違いがなければ、満開の浅つ葱を見ることが出来たのにと、少し後悔しました。