(ホウレンソウ)

4月4日撮影
京都市左京区雲ヶ畑にて
 「これが花なのか!」茎の先に白い髭が生えているようにしか見えないホウレンソウの花。その花を始めて見た時、思わず心の中でそう叫んでしまいました。その髭のような部分をクローズアップ・レンズを透してみると確かに小さな花が重なり合って咲いています。花の咲くころの葉は堅く、茎は太く少々の力では折れません。種子は野菜の中では最も小さい部類です。
 ホウレンソウには東洋種(種子に刺があり、鋸の刃のような切れ込みの深い葉で葉肉は薄く、茎は赤みがある。)と西洋種(種子は丸く、葉も丸みがあり葉肉は厚い。)とがあります。原産はコーカサス地方。ペルシャ、イランで古くから栽培されていました。中国へは7世紀に伝わり、ドイツには13世紀、英国、フランスには16世紀にと、ひろく世界で栽培されています。日本には中国から伝わり、1631年には文献にも「ホウレンソウ」の名が記録されています。