(ショウゴインカブラ)

3月15日撮影
京都市北区上賀茂柊野にて
 はちきれそうな大きいカブが畑の上に、ドスンと尻餅を着いたように座っています。その姿は母親のような安心感と力強さを感じさせてくれます。聖護院蕪菁は、カブの品種の中では一番大きい種類です。12月の収穫時期になると、大きな丸いボールのように育った聖護院蕪菁が、次々と畑から運び出されて行きます。今では名産の千枚漬のために栽培されています。大きなカブを丸のまま鉋の刃を上に向けたような道具で、薄く何十枚も削ります。株が土の上にあって花が咲いてくれる最高のモデルです。頭に花飾りをしたカブは美しい野菜のおかあさんです。聖護院蕪菁京都の聖護院地域が原産です。
 カブは歴史的には、4000年以上も前から栽培されている最も古い野菜に属します。原産はアジア、ペルシア、アフガニスタン、インド、中国と大変広範囲にわたっています。