(ササゲ)

7月15日撮影
京都市北区上賀茂柊野にて
 夏の朝は早い。5時過ぎにはもう明るい。東山三十六峰の山頂に太陽が顔を出し、西山一帯と京見峠に朝日が輝きはじめるころ、太陽と共に赤紫色の貝殻を合わせたような大角豆の蕾がゆっくりと開き始めます。豆類の中では一番大きい花です。その姿は蘭の花によく似ています。太陽に向かって、一斉に咲く花に、自然と生命の絆を見ました。ササゲは十六菜豆とも呼ばれますが(十六)とは、長い莢の中に小さな豆が十六粒入っているからです。莢の長いものは60〜100cmにも伸びます。ササゲ畑を少し離れて見ると、長い紐が沢山吊り下がっているように見えます。ササゲの原産は、熱帯アフリカ、中央アフリカといわれています。耐暑性が強く、干ばつにも強い。赤飯には欠くことが出来ない夏の莢マメです。ササゲの語源は(捧げる)からきているといわれています。