(カボチャ)

6月11日撮影
京都市北区西方寺近くにて
 南瓜の花は、向日葵と同じ太陽の花です。向日葵は真夏の太陽に向かって、日の出から日没まで、一時も顔を背けません。南瓜の花も、日の出と共に花を開き、数時間で閉ざすまで、太陽に向かって黄色い花びらを大きく広げています。人の立ち入りを許さない自然と植物の空間に、南瓜のロマンを感じました。
 南瓜は大きく区分しますと東洋種、西洋種、ペポ種に分けられます。東洋種(日本南瓜)の原産は北アメリカ、中央アメリカです。西洋種の原産はペルー、チリ、ペポ種の原産は北米南部です。南瓜が日本に入って来たのは天文年間(1534〜1554年)といわれています。安土桃山時代には、ポルトガル、スペイン、オランダ等の舟が日本に入って来ていました。「カボチャ」の語源は、カンボジアから伝わったからともいわれていますが、定かではありません。ポルトガル語ではボーブラ(abobra)。