(ワサビ)

6月1日撮影
京都市北区薬師山にて
 この山葵の花は、畑ワサビの若芽(葉ワサビ)の花を撮影したものです。ワサビは山間の清流に自生していたときと同じ条件で栽培されています。山葵の花の撮影は最後の楽しみにと思っておりましたところが、夕食の買い物から帰ってきた妻は、新聞紙を水に湿らせた包みを大切そうに差し出しました。蕾のついた山葵が2束、葉を傷つけないように丁寧に包まれていました。徳島産というその山葵をコップに水を入れて、自家栽培が始まりました。朝夕、コップの水を替えましたが、花が咲く頃には半分枯れていました。
 山葵には沢ワサビと畑ワサビがあります。ホース・ラディッシュ(西洋ワサビ、ワサビ大根)は畑ワサビと呼ばれています。山葵の多くは自生種に栽培の手を入れたものです。日本特産で「本草和名」(918年)、『倭名類聚抄』(931年〜938年)に記録が残っています。日本人の味覚が育てた貴重な山芥菜です。