(ニラ)

8月21日撮影
京都市左京区松ヶ崎にて
 韮の花との出会いは、偶然の出来事でした。夏の太陽が容赦なく照りつける畑の中で、 西瓜と真桑瓜の花を撮影していた時でした。畑の中は、土と肥料が入り混じった、強烈な 匂いが水蒸気に乗って、まるで別世界のようです。そのサウナ風呂の様なあつさの中で一時間もいると、頭は朦朧としてピントもボケて見えることが何度か。そんな時、目を畑の端に転じなにげなく緑色のすらりと伸びた草を見ていました。よく見ると何か白い花が咲いています。それは思いがけない韮の花との出会いでした。細い花茎だが、真すぐに伸びた韮の花は、生命力の強さを感じさせます。韮の傍にいるだけで、暑さで朦朧とした頭や眼がスッキリしてきます。韮独特の匂いが、神経清浄作用をさせてくれたのでしょうか。