(ゴボウ)

6月24日撮影
京都市左京区岩倉長谷別れにて
 野菜の花と付き合ってから2年が過ぎました。香辛菜の花がそろそろ咲きそろいます。そんな畑の片隅に薊の花に似た珍しい花が咲いています。それはキク科のアザミ系特有の形をしていました。草丈は約2m、葉は大きく、茎は若木のようにしっかりと伸びています。ゴボウの花と教えられて暫し自失。身近な所に咲いていたことに呆れたり感謝したりの梅雨空気分でした。食用栽培をしているのは日本だけです。古くは薬用として野性種を利用していました。原産は欧州。シベリア、中国東北部と広い地域で自生しています。品種は、短根種と長根種に分かれています。赤茎と白茎があり、葉も食べられるのは白茎種の方です。日本では『倭名類聚抄』(931〜938年)に「きたきす」「うまふふき」と記され、薬用から食用蔬菜として栽培されてきました。花は朝から夕方まで、次々と咲きますが、3日位で枯れてしまいます。