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紫式部文学賞に梨木香歩さんに

 女性文学を対象にした京都府宇治市の第16回紫式部文学賞に8月17日、梨木香歩さん(47才)の小説「沼地のある森を抜けて」が選ばれました。
 正賞のブロンズ像と副賞として200万円が贈られます。
 梨木さんは東京在住で95年に「西の魔女が死んだ」で、第28回日本児童文学者協会新人賞を受けています。
 作品は、主人公の独身女性が親族から引き受けた「ぬか床」から卵が生まれ、その中から透明な男の子が生まれる話から始まるもので、梨木さんは“不思議な現象の中から変容する生物と生命を描きたかった”とコメントしています。