京都発 情報ファイル

慢性心不全患者に朗報
国立循環器研究センター(大阪吹田市)は慢性腎不全の患者に投与している薬「クレメジン」を使用したところ、他の患者より心臓のポンプ機能が2、3割よくなったとのこと。このクレメジンは腎不全の原因となる毒素を体外に排出する働きを持っており、患者の体内では毒素が血液に混じって心臓にまで運ばれ、心臓の組織を硬くして機能を悪化させていたと見られるとしています。
そこで、腎不全の治療でたまたまクレメジンを飲んでいたため毒素が減り、心機能が改善した可能性があるとのこと。
つまり、心臓に届く毒素を排出したと見ることができます。
この4月から臨床研究を本格化し、遅くとも20年には治験まで進めたいとしています。
この腎臓病の「クレメジン」は1991年からカプセルなどが発売されており、安全性が確認されています。