平安京の玄関口にかつてあった「羅城門」(らじょうもん)再建をめざすため、京都の文化人や寺社、大学などつくる団体「明日の京都 文化遺産プラットホーム」は再建に乗り出してくれる企業や個人を募り、協力して実現をめざしていくと発表しました。羅城門は平安京の南にあった正門で、幅約80メートル、高さ24メートル、奥行21メートルと推定されています。980年に暴風雨で倒壊し、以後は再建されていません。団体によりますと、「羅城門は命や暮らしを戦火や疫病から守る精神的象徴だった」としています。応募など具体的内容については近々発表するとしています。この団体は2016年にJR京都駅前に羅城門の10分の1の模型を設置しています。