きょうのきょう

2000年12月20日 午後3時配信
素朴さが魅力の大津絵展示
 下京区の京都駅地下鉄のストリートギャラリーに、素朴さの中に魅力のある大津絵が展示されている。
 大津絵は江戸時代に描き始められた民画で、明治に鉄道が開通するまでの間、現在の大津市大谷町追分町あたりの東海道筋で土産物としてもてはやされていた。その起りは仏画だといわれているが、画題を広げ風刺画・武者絵・美人画・鳥獣画と様々な図柄が描かれるようになり、多くの絵は6〜7色を使い、簡素でのびやかな曲線で描かれている。
 大津絵を代表する「鬼の寒念仏」や「藤娘」を始め、コミカルな印象の絵画もあり、通りがかりの人が立ち止まり、じっくり眺める姿も見られた。