2002年10月4日 午後4時配信
ずいき祭還幸祭
北野天満宮

 端饋(ズイキ)は食材になる里芋の茎のこと。北野天満宮のずいき祭は、10世紀の村上天皇の時代から伝っているとされ、菅原道真が太宰府で彫った木像を随行の西ノ京の神人(じにん)が持ち帰り、秋の収穫時に野菜や穀物を供えたのが始まりです。今では、北野の神を1日から4日まで西ノ京の御旅所へ迎えて、ズイキなどの野菜で飾った神輿を祀り豊作を感謝する祭となっています。
 今年は神幸祭の1日が雨となってしまったため、鳳輦(ほうれん)と呼ばれる三基の神輿にはビニール・シートがかぶせられ、御旅所への行列は一部が中止となってしまいました。今日4日は、この日まで御旅所に祀られていた鳳輦が本社に還御する日。鳳輦に飾られていた野菜はすでに取り去られてシンプルな姿になりましたが、今日は朝からの晴天に恵まれ、御旅所での神事の後、午後1時半ごろ、三基の鳳輦と松鉾は、明治時代風の馬車に乗った神官らとともに本社に向けて出発しました。
 今夕、北野天満宮本社で還幸の儀式が行われた後、明日は后宴祭(ごえんさい)と呼ばれる後の祭りが営まれ、神幸祭の行列ではタクシーでの参列となってしまった八乙女と呼ばれる稚児たちによる田舞奉納が行われます。
ところ 北野天満宮御旅所
    (中京区西大路上ノ下立売通西入ル)
北野天満宮HP http://www.kitanotenmangu.or.jp/
     
◎ずいき祭后宴祭 八乙女田舞奉納
とき:10月5日(土) 15:30〜
ところ:北野天満宮(本社)