2002年10月22日 午後7時配信
時代祭の朝
平安神宮

 22日、京都は豪華絢爛な時代行列で有名な時代祭の朝を迎えました。行列は、正午に京都御所を出発して平安神宮へ向かうことになっていますが、この祭は単なる仮装行列ではなく、あくまで平安京を造営した桓武天皇の御神体が、平安遷都の記念日に京の町を巡幸する平安神宮の神事。時代行列も正確な出発点は、やはり平安神宮なのです。
 この行列で馬上の武将など、歴史上の人物を演じるのは講社と呼ばれる平安神宮の氏子やスポンサーの役員などで、足軽兵などのほとんどは学生アルバイトです。御神体を載せた神輿や総勢2000名を越える参加者は、この日の朝、平安神宮に集まって準備を行いました。
 あまりに大掛かりな行列のため、リハーサルはほとんど行われず、当日がぶっつけ本番ですから、この舞台裏は思いのほか大変な苦労があります。学生たちは、身につけたことがない時代装束に四苦八苦。馬に乗ったことがない熟年男性は馬に振り回され、殿様の威厳も丸つぶれといったところでしょうか。なんとか準備が整うと、行列順に京都御苑へ出発です。待機中の戦国時代の鉄砲兵は、この間に携帯電話でメールチェック。戦国武将たちは喫煙所で一服。ちょっと不思議でおかしな光景が展開されていました。
ところ 平安神宮 (左京区岡崎)
交通 市バス「京都会館美術館前」徒歩約5分
    地下鉄東西線「東山駅」徒歩約15分
平安神宮HP http://www.heianjingu.or.jp/