2002年11月1日 午後8時配信
画用紙に残されたあのころ
立命館大学国際平和ミュージアム

 舞鶴市の明倫国民学校(現・明倫小学校)で第二次大戦中に学んだ児童たちの絵画約130点を並べた展覧会「画用紙に残されたあのころ」が、今日1日から北区の立命館大学国際平和ミュージアムで始まりました。
 展示作品は、日本が日中戦争から第二次世界大戦へ突入する1939年から1944年まで同校に勤務した故・梅田作次郎教諭が指導した児童たちによるもので、梅田教諭の没後、卒業生たちに返還されましたが、卒業生たちが保存会となり、昨年、同ミュージアムに寄贈されました。情熱を持って指導した若い新任の梅田教諭のもとで、児童たちの造形力や表現力が成長していく様子と、戦時下の小学生たちの生活ぶりがうかがえる作品が、当時の画材や教科書、子供向け雑誌などとともに展示されています。
 最初は題材や色使いが自由奔放であった子どもたちの絵が、彼らの成長と戦争の激化が進むにつれ、画一化した軍事色の濃いものになっていく様子から、当時の政策や指導方針を知ることでき、時代に翻弄された教諭や児童たちの歴史を物語っています。軍艦や戦闘機を描いたものや、絵画の裏に戦地の兵隊へのメッセージを記した作品なども展示されています。
ところ 立命館大学国際平和ミュージアム
    (北区等持院北町)
電話 075-465-8151
HP http://www.ritsumei.ac.jp/kic/a06/
交通 市バス「立命館大学前」徒歩約5分
     
◎画用紙に残されたあのころ
12月1日(日)まで 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
入場無料
◎記念講演会(要予約)
11月17日(日) 14:00〜