2002年11月7日 午後8時配信
桜満開!?
京都府立植物園

 秋まっ盛りの府立植物園で、今、桜の花が満開になっています。実は「秋桜」ことコスモスの話題などというオチではありません。本当に桜の花が満開になっているのです。
 この桜は、秋から春にかけて、白い八重の花を次々と開花させる子福桜(コブクザクラ)という種類。府立植物園の子福桜は、今年は先月6日か咲き初め、今、まさに見頃を迎えています。ただし、春に咲く桜の代表格である染井吉野(ソメイヨシノ)のように、一斉にすべての花を開花させるわけではなく、青い葉の残る枝のところどころに、やや控えめに可憐な花を付けています。秋咲きの桜には、このほかにも十月桜(ジュウガツザクラ)、不断桜(フダンザクラ)などの種類がありますが、この子福桜は、唐実桜(カラミザクラ)という種類の桜に十月桜か江戸彼岸(エドヒガン)が雑ざってできたと考えられる珍種だそうです。寒空の下に、ほっこりとした小さな幸せを見つけたような気分にさせてくれるためか、長期にわたって次々と花を咲かせる姿が子だくさんのイメージにつながったのか、子福桜とはなかなかうまいネーミングです。
 同植物園では、もちろん、秋桜(コスモス)や鮮やかな紅葉も楽しめますが、子福桜を見つけた入場者たちは、やはりこの珍しさに足をとめ、この桜の前で記念撮影などをしています。
ところ 京都府立植物園(左京区下鴨半木町)
入園料 一般200円 高校生150円 小・中学生80円
交通 地下鉄「北大路駅」東へ徒歩約10分
    地下鉄「北山駅」下車すぐ
    市バス「植物園前」
    または「植物園北門前」すぐ
HP http://www.pref.kyoto.jp/plant/