2002年11月14日 午後9時配信
いけばなの根源 池坊展
京都高島屋グランドホール ほか

 華道として最古の歴史と国内最大の門下数を持つ「池坊いけばな」。その数ある年間行事の中で最大規模の花展「旧七夕会(きゅうたなばたえ)池坊全国華道展」が、昨日13日、四条河原町の京都高島屋会場での開催を皮切りに始まりました。
 池坊とは、本来、聖徳太子の創建と伝えられる六角堂頂法寺の坊の名。日本のいけばなは、六角堂に祀られる如意輪観音菩薩に、小野妹子が花を供えたことに端を発しており、以降、六角堂の僧職を有するものが代々池坊の家元を務めてきました。つまり、池坊は「流派」ではなく、「いけばな」や「華道」そのものであるわけです。同展のサブタイトルが「いけばなの根源 池坊展」となっているのもそのためです。同展は、江戸時代後期の慶長年間、後水尾天皇が32世池坊専好に七夕立花会を催させて以来、七夕の節句に行われていた行事でしたが、太陽暦の採用や、五節句が公の行事でなくなったことなどから、形や時期を変えて、現在では毎年この時期に開催されています。
 今年は「風の色 生命の彩り ―明日を見つめて今―」をテーマとし、500有余年の伝統が現代的な造形美と融合した心と技の数々を、あますところなく展観できる花展となっています。高島屋会場には、池坊専永家元、池坊由紀次期家元以下、全国から約700席の力作が、2日間ごとの入れ替えで展示中。さらに同展は、今週末には、同会場のほかに、烏丸六角の池坊、WEST18、四条室町の池坊学園の計4会場で同時開催されます。
ところ 京都高島屋 グランドホール(7階)
    (下京区四条河原町)
高島屋HP http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/
池坊HP http://www.ikenobo.jp/
     
◎旧七夕会 池坊全国華道展
・高島屋会場
 11月18日(月)まで 10:00〜19:00(16日(土)最終日18:00まで) 
 入場料:900円(池坊会場共通)
・池坊第1会場/池坊、池坊第2会場/WEST18 (ともに中京区烏丸六角)
 11月16日(土)、17日(日) 9:00〜17:00
 入場料:高島屋会場と共通
・池坊学園会場 (下京区四条室町)
 11月16日(土)、17日(日)  9:00〜17:00
 入場無料