2002年11月27日 午後9時配信
京都旅愁、秋から冬へ「井堂雅夫木版画展」
JR京都駅ビル

 鮮やかで、それでいて落ち着きのある独特の色使いが人気の木版画家・井堂雅夫さんの作品展「創作木版画 京都旅愁 秋〜冬 井堂雅夫展」が、JR京都駅ビルで開催中です。
 中国で生まれ、岩手県で育った井堂さんは、'59年に京都に移り、染色作家を経て、木版画の制作を開始。その後30年間、京都や岩手の風景を美しく切り取った木版画を数多く発表してこられました。同展では、30年にわたって、京都の四季を追いながら創作した井堂さんの作品群の中から、秋から冬への風景を摺(す)った代表作約40点が展示されています。浮世絵の時代から続く木版の伝統に、独自の感覚を融合させて摺り上げられた井堂さんの作品は、どれも日本人の郷愁や旅愁を書き立てる素朴な温かさに満ちています。京の旅の玄関口である駅ビル内の会場というロケーションで、近代的な建物のデザインの割には、井堂さんの作品とは不思議としっくりくるようで、地元の人も、観光客も、思わず足を止めて作品に見入っています。
 展示は12月8日まで。週末には、井堂さんのサイン会や、木版摺りの体験イベントも行われます。
ところ JR京都駅ビル 2階インフォメーション前
ギャラリー雅堂(井堂雅夫)HP:
http://www2.ocn.ne.jp/~gado/

◎創作木版画 京都旅愁 秋〜冬 井堂雅夫展
12月8日(日)まで 10:00〜19:00
入場無料
・井堂雅夫サイン会
11月30日(土)、12月8日(日) 13:00〜15:00
・木版摺りの体験「'03年の干支を木版で摺ってみよう」
11月30日(土)、12月1日(日) 13:00〜16:00