関西プレスクラブ便り


シンポジウム「21世紀の大学のあり方」


 関西地区の四大学の教授が集い、4月21日大阪市北区のホテルでシンポジウム「21世紀の大学のあり方」を開きました。
 この中で出席者は、新時代の大学のあり方や学生気質などについてそれぞれ語り、討論しました。
 パネリストは、立命館アジア太平洋大のモンテ・カセム学長、関西大の黒田勇教授、同志社大学院の浜矩子教授、関西学院大の村尾信尚教授です。
村尾教授
「メディアが報じる大学ランキングには大変疑問を感じているし、情報公開についても確かな理念に基づいてなされるべき、個人の犠牲を生むだけの危険性がある。
また大量退職者時代に入るわけだが、これら社会的経験者が再び大学に来てくれるようなシステムづくりが必要ではないか」


黒田教授
「関西の大学とメディアとの関係をさらに深める必要がある。授業も難解な言葉を使わず分かりやすい内容にすべきだ。その工夫が足らない。大学は論文を学ぶところではないと思っている。」


浜教授
「分かりやすく解りやすい授業には1つの疑いをもっている。
大学は智恵を学ぶところで大学の企業化を危惧している。最近の学生は何事も画一化されていく傾向に対し意見をのべることもなく、無抵抗すぎるのでは・・・」


カセム学長は
「アジアを支える人間力を備える必要がある。
私は常々理系文系といった垣根は良くないと思っている。昔の学生に比べ先見性が劣るように思う。見えないものを見ようとする努力が必要だ。」
(村田)