阪神電鉄の社長で阪神タイガースのオーナーでもある坂井信也さんが2月26日午後大阪市北区のホテルで講演。「3月20日阪神なんば線開通、新ネットワーク構築で関西が元気に!」と題し熱っぽく語りました。その要旨は
- 「私は阪神電鉄入社以来、管理部門畑を歩いてきまして、鉄道の現場部門の経験が全くといってなく、現場の声を出来る限り聞き勉強しながら経営を推めて参ります。ご承知の様にタイガースのオーナーも担当におり皆さんに応援をお願いしたい。
処で、3月20日を目指して阪神九条駅から延伸して近鉄難波を経由して奈良へ向う路線が開通します。
これを機会に神戸地区から大阪そして奈良中央部を結んで 元気な関西造りに貢献出来ればと思っている。
キャッチフレーズは「新」で3つのキーワードをコンセプトに努力して参ります。
1つは新線をもって大阪を中心とした交通、人的ネット造りです。2つ目は甲子園球場のリニューアルで新しいファンの獲得とサービスの提供です。3つ目は新しい監督真弓体制での元気な関西造りです。
中でも奈良地区から甲子園球場への直行電車で40分、大阪の南ナンバから20分で野球観戦が出来るのが売りでこれには大いに期待している。また大阪南で買物や飲食を楽しんだあと、定期券をお持ちの方は梅田からも乗車出来るようします。いずれにしても人の流れを活発にして関西を更に活気をもたせたい。
新駅舎もそれぞれその土地に合った個性あるものにしたと自負していますし、甲子園球場内に高校野球の歴史を刻んだ歴史館やタイガースの歩みなどを展示し、また親子連れで楽しめるキッザニア甲子園を併設してリニューアル甲子園の付加価値を求めて参ります。」
(村田)
|