関西プレスクラブ便り

日本原子力研究研究開発機構の特別顧問柳澤務さん講演

 関西プレスクラブの定例会が2月18日午後大阪市北区のホテルで開かれ、日本原子力研究研究開発機構の特別顧問柳澤務さんが講演、「もんじゅ」の目を通した原子力ルネサンスをテーマに数々のデーターを示し、熱っぽく語りました。 「もんじゅ」(福井県敦賀市)は1995年のナトリウム漏れ事故で、現在、運転を停止しています。公演の要旨は、
 「現在、もんじゅは設備の総点検や運営体制の見直しを徹底して行い様々な安全対策を行ってきており、運転出来る体制は出来上がった。年度内には、運転再開できるよう努力し地元にもお願いしている。 高速増殖炉の実用化に向けての課題としては、コストダウンや、なお一層の安全性の向上に努めなくてはいけない。 福井新聞のアンケート調査では、もんじゅ再開を容認する回答が59%あったが、消極的賛成(48.3%)の方や、反対意見の方の心配に対して、ご理解を頂ける活動への努力をさらに展開している。例えば、もんじゅ見学会の実施は、当然で県内行政、議会、各戸訪問、各種団体等の訪問対話108,245人に達し、見学者等は168万人に上っている。 こうした地元の皆さんの対話が大切であることを改めて認識しており、安全、安心という技術力を認めて頂けるものと確信している。    同種の「ふげん」が原子力エネルギーの平和利用20年以上の稼働実績等が評価され米国原子力学会ランドマークアワード賞を受賞していることも付け加えておきたい。」
(追記)
 内閣府の原子力安全委員火は、2月22日「もんじゅ」の運転再開は妥当とした経済産業省原子力安全・保安院の評価結果を了承しました。これで運転再開に関する国の手続きは終了し、原子量寄稿は地元の福井県と敦賀市に23日、安全協定に基づく事前協議を申し入れました。順調にいけば、3月中にも14年3カ月ぶりに再始動とすることになります。
(村田)