堺市の竹山修身市長(63)が12月9日関西プレスクラブの定例会で講演しました。
大阪府と大阪、堺市両市を再編する「大阪都構想」が争点となった9月の堺市長選について「府と堺市の間に二重行政はなく、都構想に反対を訴えるに“堺はひとつ”という標語を徹底した」と語り、勝因の一つに挙げました。
また、竹山氏は大阪維新の会を率いる橋本徹大阪市長について、「知事時代の改革マインドは素晴らしいものがあったが、今はかなり薄れてきているのではないか」と語りました。
さらに、泉北高速鉄道を運営する第3セクター「大阪府都市開発(OTK)(株)の売却問題」を批判。米投資ファンドに売却するという大阪府の計画は「鉄道という公益事業がファンドによって運営されることがあっていいのか大変疑問だ」と指摘。
「鉄道を使っている住民にしっかり還元すると説明すべきなのに、府と民間の売却総額781億円という金額だけで処理されるのは大間違いだ」とも語りました。
ところで、運賃値下げ問題はファンドは10円。南海電鉄では80円値下げとの試算されています。
そして、12月16日の大阪府議会では株の売却問題は否決されました。
2013.12.16(村田)
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