関西プレスクラブ便り

近畿日本鉄道の小林哲也氏が講演

近畿日本鉄道の小林哲也社長(70)が2月14日、関西プレスクラブで講演し、3月7日に全面開業する超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)について語りました。講演の要旨は、

「 ハルカスは近鉄が1300億を投資して建設した高さ日本一の商業ビルでホテル、百貨店、オフィスなどが入ります。「大阪のキタやミナミとは違った魅力ある阿倍野で“あべのミクス”を目指したい。
 阿倍野・天王寺地区は歴史や文化スポットとして市美術館、天王寺動物園などがあり、「ビジネス」のキタ、歓楽街としての「遊び」のミナミに対して、阿倍野・天王寺は「暮らす」要素が強い町です。
 ハルカス周辺を歩き回りやすい暮らしに直接するよう連絡橋の設置や上本町地区を結ぶ100円バスの運行など周辺の活性化を進めます。
 さらに、市美術館とハルカスにできる美術館と連携したシンポジウムを開いたり、屋上公園で地域のこども達が育てた農作物を天王寺動物園の動物に与えるイベントも考えている。鉄道会社の使命は地域貢献です。ハルカスを地域経済の好循環に繋げれば、まさしく「あべのミクス」が軌道に乗ることになります。」

筆者の感想としては周辺商店街との共存共栄は計算通りいくものか。ハルカスの一人勝ちではないか・・・。阿倍野・天王寺地区の商圏としてはキタやミナミに比べて経済基盤は劣るとみているが・・・。

コンビニと
  ショップモール栄え
    国滅ぶ

2014.2.14(村田)