関西プレスクラブ便り

東京大学名誉教授の御厨貴さんが講演

プレスクラブの定州会が7月23日大阪市内で開かれ、政治学者で東京大学名誉教授の御厨貴さん(64)が「戦後70年に問う、政治の矜持、メディアの気概」を題に講演しました。その要旨は

「安保関連法専や新国立競技場の建設計画の白紙撤回をめぐる安倍首相の発言は言葉が余りにも軽い。国民に対し説明、説得になっておらず、元々説得出来るとは思っていない「フシ」があります。祖父 岸 元首相の60年安保改定時にも、今日以上に反対も多く、抗議デモも広がり海外メディアでは騒乱状態とまで書きました。しかし、岸さんには少なくとも戦前、戦後を生きた人物としてのイデオロギーがあり本人なりの将来像をもっていたと思う。それが安倍さんにはない。さらに政治姿勢についても現在の一強多弱の中にあって官邸主専が目立ち他の声に耳をかさないとする姿が極端に見えます。その上、人を育てると言うか後継者のことなど眼中にないのではと見ています。集団的自衛権問題も賛成、反対双方とも政治家としての「覚悟」というものが感じられません。場当たり的な政治になっており、不要危惧しています。ですから、メディアは賛否を明確にして意見を発し、政権が安易な方向に流れないよう監視するべきです」とメディアに注文をつけました。

<筆者質問> 平和の党を標榜している公明党について政権与党内にあってブレーキ役をつとめると公言しながら、今日の動きにはその姿勢が見えないのでは「全くその通りで、政権の中にいるとどうしてもその中に安住する傾向が強くなってきます。大変不安です。支持母体である創価学会の動きに変化が生じ、政権内でのブレーキ後になることを期待しています。」

公明党の代表以下幹部、弁舌壮快快言行不一致 ー筆者の印象ー

2015.07.25(村田)